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     商品の値段は、安すぎると儲からないし高すぎると売れないので、定価を付ける際には注意が必要です。
 
     多くの人は商品の値段を付ける際に価格競争を意識しすぎて、定価を低く設定し、薄利多売で切り盛りしようとしますが、薄利では、いくら売っても結局薄利で終わってしまいます。仮に、今までの100倍の商品を売った場合、売上も100倍になりますが、仕事量(注文の処理、発送の準備、問い合わせへの対応等)も100倍になります。増えた仕事量をこなすために新たな設備や従業員が必要になったりと経費もかさみ、結局薄利のままで最悪の場合経営が成り立たなくなります。
 
     実際に利益を得る定価は、原価率25%以下を目安として下さい。例えば、原価が250円の商品ならば、売値は1,000円以上が目安となります。後は、おなじみの「8」を使用し、最終的な定価を980円と設定します。高くても売れるのであれば、1,480円や1,980円でも構いません。ただ「8」を使った定価を軽視しないで下さい。これは売上に大きく貢献します。ですから、商店では何十年も使用しているのです。例外として、「ビデオ配信300円均一」の様に均一料金を表示する際は、「8」を使わない区切りの良い値段の方が効果が有ります。
 
     もちろん、原価の4倍もの値段を付けると価格競争には勝てず、競争相手の価格よりも高くなります。わずかの差は、あなた独自のサービスや得点などを付加する事でカバー出来ます。特に他では売っていない独自の商品(直筆の本等)は、「他の商品とはここが違うから高いんだ」と言う事を十分アピールすれば、他の商品より安くする必要は有りません。しかし、独自の商品ではなく、全く同じ商品が他店の定価の2倍や3倍にもなってしまう場合は、その様な儲からない商品にはとっとと見切りをつけて、別の商品を探しましょう。
 
     尚、一度決めた定価は、いつでも変更する事が出来るので、訪問者数と購入者数との比率を見ながら定価を変え、利益と販売数とのバランスの取れた定価を探し出す事も可能です。その際、商品購入後に値段が下がった事を知ると、購入者は損をした気分になるので、低い定価から初めて徐々に高くしていくのが得策です。
 
© 2003年5月
 
 
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